【栄養ドリンク好き必見】疲れをとるにはタウリンが良い!?真実を話します

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今回は、

「仕事で上司から急遽命令された
 資料作りに追われ、残業になると
 ついつい栄養ドリンクに頼ってしまう」

「買い物へ行く暇もないし
 家に帰ったら寝るだけくらいの
 忙しい時の疲れには、
 リポビタ●ンDが最高!」

「子どもが突然熱を出して
 急遽病院へ連れていき、
 家に帰れば、食事の支度をして
 息つく暇もないくらいの疲れには
 栄養ドリンクが欠かせない」

こんな風に思っている方に
向けて書いてみました。

 

タウリン○○mg配合
リポビ●ンD!

 

きっと誰しもが1度は
見たことがあるCMの内容ですよね(笑)。

 

私も、何回も見て
忘れたくても忘れないほど
強烈に印象に残っています。

 

じゃあ本当に栄養ドリンクって
疲れに効くのか?

という話。

 

私の経験談を踏まえて
説明しますので
最後までぜひお読みくださいね♪

栄養ドリンクでは疲れが取れない

これは私が28歳の頃
まだ独身時代の話です。

 

超多忙な部署に配属された私は
ほぼ毎日22時頃まで残業・・・。

 

さすがに心身ともに
疲れがたまっていました。

 

その頃によく飲んでいたものは
栄養ドリンク。

 

あまりに栄養ドリンクを飲むので
近所の薬局で大量に購入し
常に会社の冷蔵庫に入れていました(笑)。

 

「よーし、あとちょっと仕事頑張るぞ!」

 

と意気込みながら17時くらいに
栄養ドリンク1本を開封して
グビッと飲む。

そんな生活を送っていました。

 

確かに栄養ドリンクを飲むと

「首や頭が重くてずっしりとした
 だるさがなくなり、元気になった気がする」

「2~3時間の短時間でも
 疲労感がなくなり、
 PC作業が午前中と同じくらい
 仕事がはかどる」

いう感じはします。

 

しかし、飲めば飲むほど

「目が冴えて寝つきが悪くなる」

「なんか、体の調子が冴えないな」

 

疲れが取れていないことが判明

 

「あれ?栄養ドリンクって
やっぱり意味ないんじゃない!?」

 

と思っていろいろ調べたところ
やっと栄養ドリンクでは
疲れが解消できない理由がわかったのです。

カフェインが入っているから

栄養ドリンクでは疲れが
解消できない原因、それは・・・

カフェインを摂取して
一時的に元気になっているだけで
疲れが解消されたわけじゃないから

 

栄養ドリンクには、ビタミンBなどの
栄養素が入っているのは事実です。

 

しかし、ビタミンBよりも
人間がやる気モードになる理由はカフェインです。

 

ご存知の通り、カフェインには
覚醒効果があるから。

 

人間は疲れてくると、脳内で、
眠気を催す物質が増えます。

 

そして、この時にカフェインを摂取すると
眠気を催す「物質」を撃退できるため
眠気が飛んでいくのです。

 

カフェインは、
眠気を打破する特効薬

例えば、こんな商品も有名になりました。

この商品も

カフェインによって
 眠気をやっつけろ!

と書いてあるだけです。

 

カフェインで
疲れを解消!

とは、どこにも書かれていません(笑)。

 

カフェインを摂取すると
一時的には眠気がなくなり、
疲れが飛んでいく感覚がし
元気になります。

 

そもそも、疲れとは、コチラ

でも解説したように
自律神経のバランスが乱れ、
自律神経の要が疲弊することで起きます。

 

自律神経のバランスとは?

戦闘モードである交感神経と
休息モードである副交感神経が
シーソーのようにバランスがうまく保たれている状態

 

仕事中・育児中には、戦闘モードになりやすいので
本来は、休息モードにして、乱れた
自律神経のバランスを
整えることが優先!

 

それにもかかわらず、カフェインを飲んで

「よし!頑張るぞ!!」

 

と、戦闘モードになっても
ますます自律神経のバランスが崩れ
疲れやすくなってしまうのです。

タウリンも疲労回復物質ではない

例えば、多くの栄養ドリンクには

 

「タウリン3000mg」

タウリン1000mg」

などタウリンが含まれています。

 

これも先ほどのカフェインと似ていて

タウリンが、直接
疲労を回復するわけじゃない

です。

 

そもそも、タウリンとは?

・目の網膜、脾臓、脳、肺、骨髄などに存在
・アルコールの代謝を促進する
肝臓の機能を高める

ものです。

 

タウリンは、
代謝、解毒、胆汁の生成という
働きをしている肝臓の働きを
高めてくれる効果があるだけで

 

疲れに効くとは
どこにも書かれてありません!

 

確かに、肝臓の機能を高めると
代謝力がUPし血流は良くなり
解毒力が高まることで
有害物質が排出されやすい。

 

のは事実。

 

すると、体内で
不要物がスムーズに排出されるので
カラダの状態は良くなります。

 

しかーし!
とある栄養ドリンクの原材料をよく見て下さい。

白糖、D-ソルビトール、ポビドン、
グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン、
没食子酸プロピル、安息香酸Na、pH調整剤、
クエン酸、香料、バニリン

これは、すべて添加物

 

聞いたこともないような
意味不明な添加物も入っています。

 

つまり、栄養ドリンクには
ビタミンB群等の栄養素も入っていると同時に

 

添加物がめっちゃ多い!!

 

てこと。

 

そうなると、その添加物を
解毒するのが肝臓です。

 

栄養ドリンクを飲んでタウリンを摂取して
肝臓の機能を高めても、
栄養ドリンクの添加物を解毒するのに
肝臓を働かせてばかりで負担かけてる始末。

 

シンプルに言えば、栄養ドリンクを飲むと

肝臓の自転車操業状態

始まってしまうのです。

数字に騙されるな

栄養ドリンク市場においては、
リポビタ●ンDを筆頭に

 

「タウリン1000㎎配合!」

「タウリン3000㎎配合!」

「こっちは、タウリン5000㎎」

タウリンの多さを
企業がPRするようになりました

 

数字が多ければ

「なんか疲れに効きそう~」

と思ってしまうからです。

 

でも、これは

企業のCMや
ネットでの広告による
刷り込み

 

タウリンを増やしても
 直接疲労回復による効果があるわけじゃない

 

と知っておけば、タウリンの量を
比較して栄養ドリンクすら
選ばないんですよ。

 

だから、もし、コンビニや薬局言って

「タウリンが3000㎎入っています!」

「こちらは5000㎎入っています!」

という数字の表示を見たら、
要注意( `ー´)ノ

それは、企業があなたに
買ってもらう戦略なので

 

数字に騙されてはいけません!

 

数字に騙されると
いとも簡単に飲んでしまうことになり、

「疲れたとき=栄養ドリンク」

の習慣が作られてしまいますよ。

最悪、眠れない

例えば、カフェインに
頼ってばかりいるとどうなるか?

という研究がありますので
ご紹介しますね。

 

東京福祉大学、栗原久氏の
日常生活の中におけるカフェイン摂取
-作用機序と安全性評価-」

という研究において

・カフェインは、100 mg 以上において睡眠障害になりうる
カフェインが、疲労に対する感度を落とすのか、
 疲労そのものを減少させるかは不明
・コーヒー常習者が、摂取中断してから6~12時間後に、
 頭痛、疲労感、意欲減退、覚醒レベルの低下が等が現れる

と言う結果がわかっています。

 

つまり、

カフェインに頼ってばかりいると
カフェインが切れて疲れを感じやすくなる

さらに、

最悪、眠れなくなる

ということです。

 

健康に生きていくうえで
睡眠は欠かせませんが、カフェイン100㎎で
睡眠障害が出てしまうこともあるんです。

 

ちなみに、カフェイン含有量について
比較した結果は次のとおり。

リポビタ●ンDは、1本で50㎎の
 カフェイン量だから大丈夫!

と思うのは危険ですよ。

 

なぜなら、栄養ドリンク以外でも
お茶やコーヒーでカフェインを摂っている人も
多いから。

 

だから、気軽にカフェイン入りの
栄養ドリンクに頼るのは危険なんですよ(>_<)

栄養ドリンクよりも休息モードを

別に

「一生栄養ドリンクを飲むな!」

と私は言いたいわけじゃないですよ。

 

たまには良いんです。

 

大事なので
もう一度言っておきますが

栄養ドリンクを飲んでも
カフェインによる効果で一時的に
元気になるだけ
タウリン○○mg配合などの
タウリンの含有量を増やしても
疲れは本質的に解消しない

という事実があります。

 

栄養ドリンクばかりに依存せず

・1分間深呼吸してみたり
・5分間だけでも目をつぶってみたり
・自分のお気に入りのお茶を飲んでリラックスしたり

して、休息モードを少しでも
増やすようにしましょう!

今日のまとめ

・栄養ドリンクでは疲れが取れない
・自律神経のバランスが崩れることで
 疲れを感じる
・疲れている時は、戦闘モード(交感神経)が
 多くなっているので、少しでも休息する
・栄養ドリンクを飲んでもカフェインの力で
 一時的に元気になるだけで疲れは取れない
・栄養ドリンクに含まれるタウリンも
 疲労回復物質ではない。
・栄養ドリンクは添加物も多いため
 肝臓に負担をかける

 

こんな話でした。

あなたも“数字”には
騙されないよう注意してください。

 

そして、休息時間を
1分でも多く増やしてきましょう!

 

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