思わず涙腺崩壊。発達障害児の保護者会で起きたウソのようなホントの話

発達障害関係

2023年1月12日(木)

 

今日は、私の住んでいる地域で
発達障害児の保護者会がある日でした。

 

私は、子どもが発達障害(ASD)と
診断されて約5年も経過して
初めて参加することにしたんです。

しかし・・・

やっぱり緊張するよ~
心臓バクバクだって!   

 

大丈夫よ~気を付けてきてね~

 

と妻からも言われても
ド緊張マックス・・・。

 

だって、保護者会ってほぼ
ママさん(女性)でしょ?

 

そんな場所へ
男一人で行くなんて

緊張しないわけが
ございません(笑)

 

と、そんなグチグチ
言ってても始まらないので
手に汗を握りながら
保護者会へ向かうことにしました。

運動会のリレー状態

私の場合、

妻にワンオペ育児を
 させてるし・・・

発達障害の「ハ」の字も
 理解しようとしなかったし

家事や育児放棄すら
 してきてしまった

人間です。

 

当然のことながら、
保護者会へ1mmも
興味を持ったことすら

ありませんでした。

 

そのため、保護者会の会場へいざ着いたら

まるで運動会のリレー前の
さらに緊張状態。

冷汗は出るし・・・(ビビりですw)

「まじでどんな会に
 なるのか気になるわ」

と、高校受験の試験みたいな
緊張感にも襲われました。

 

会場には、15人くらいの
ママさんたちがいました。

 

やっぱり・・女性ばっかりじゃん
予想通り・大丈夫かなぁ~

と、不安でしかないw

 

当然、知り合いなんて
誰一人いないわけで・・
ましてやまるで僧侶みたいな坊主の男性が
 1人ポツンといるなんて

どう考えても浮いているw

 

と、不安の波に襲われながら
スマホをイジっていました。

 

すると
保護者会の主催者から

「それでは、4グループにわかれて
 話合いをしてもらいます。
 けいさん、2グループでお願いします

と言われ、別の部屋に
ササっと移動することに。

正直保護者会の中身が
よくわからない中
グループで話しあい
することになりました。

4人のグループになった

2グループは、僕を含めて
4人の保護者(3人はママ)で
話し合いを進めることになりました。

 

3人のママのうち
ベテランらしき女性のAさんが

 それでははじめましょうか。
 私は○○と言います。毎回
 保護者会に参加しております、
 子ども二人は成人していますが
 みなさんのお話を共有できたら
 いいなと思います。

と、いたって
フツーな感じで始まりました。

 

そして、2番目に話をしたママのBさんが

うちは、とにかく親が子どもの
発達障害を
理解してくれなくって・・・
あなたが作った病気でしょ?
とまで言われて鬱状態に
なってしまいました

でも、私と同じような悩みを
持つ人もいるので、また参加しました

 

と、過去の苦しい話を赤裸々に
語っていたんです。

 

やっぱりうちみたいに
 親が理解してくれないってあるよねぇ

って心の中で思っていたら
私が話す順番になっていました。

 

はじめまして!けいといいます。
今日は、自分も他のママさんの
お話などを共有したいと思い
参加しました。

 

男性が私一人しかいなくって
ド緊張しております(笑)
よろしくお願いします。

 

と、拙いながらも
自己紹介を終えました。

 

そうしたら、
ベテランらしき女性のAさんから

何かお子さんのことで
今困っていることはありますか
何でもいいですよ

と言われたのですが、

 

今はうちは子どもの発達障害で
困っていることはないんですよね!

 

とも言えるような雰囲気でもなく

うちの子どもは、4歳でASD、
5歳でADHDと診断されています。
昔は、とにかく癇癪モンスター
夜は寝ないし大変でした。

今はそういうのがないのですが、
最近は、YouTubeやテレビなどの娯楽が多すぎて、

みなさんがお子さんに動画などを
見せているのか知りたいなって
思っています。

と、子どもの娯楽の話について
サラっと話をしました。

 

それはうちも困っています・・・
動画って一度見だすととまりませんよね

最近だと、TikTokなど
短い動画も流行りじゃないですか
もう誘惑だらけですよね~

 

と、私の話をベテラン女性のAさんに
拾ってもらい、順調にグループの話し合いも
進んでいきました。

 

そして、最後に4番目に
Cさんの自己紹介になりました。

私は・・・・

保護者会、意外にいいじゃん!

と心の中で思いながら、Cさんの話に
耳を傾けようとした瞬間、右を向いたら


Cさんが涙を流しているのです。

 

「どうされたんですか!?」

と、保護者会主催のスタッフの方に
詰め寄られる始末。

皆さんの話を聞いていたら
本当に私も辛くって・・・
子どもがグレーゾーンと診断されているので、
支援も受けられず、
どうしたらいいかわからないんです。

特に、うちの子は女の子なのに
友達ができても、相手が傷つくことを
言ってしまうみたいで、
トラブルが起きています

 

と、我を忘れて泣きじゃくり
悩みを打ち明けていました。

 

 そういえば、うちの子どもも
 自分の感情を抑えず友達とよく
 トラブルになっていたよなぁ

 

と、私も過去の辛い経験が
走馬灯のように蘇り
思わずウルッと・・・・・

きてしまいました。

 

さらに、

主人は仕事が忙しくて
話ができるのは土日くらいで
もう孤独で辛くて
どうしたらいいか・・・

と、Cさんが
心の中の苦しみを
目に涙を浮かべながら
訴えるのです。

 

だから、そんなCさんの
辛い話を聞いていて

まさに昔の我が家と
同じじゃないか・・・・。
うちの妻もきっとこんな風に

辛い日々を送っていたんだろうか。
妻にはなんて悪いことしたんだろうか

と、

妻に対する申し訳ない気持ちが
込み上げてきました。

さらに

発達障害児のママさんは
想像をはるかに超える
辛さがあるんだよねぇ


めぐみ(妻の名前)、
ほんとにごめん。。。。。

と、

 

子どもが生まれてから
約4年間の自分の行動への後悔
妻への懺悔の気持ちが風船のように
ドンドン膨れ上がってきて

 

涙がこみあげてきて
しまったんです。

 

まさに、
涙腺崩壊

だって、

私は、子どもが5歳になるまで
発達障害児ママの一人である
妻の話に耳を傾けたり
発達障害のことを理解したり
することなく
過ごしたりしてきたのですから。

もはや・・・

心の中で平謝り状態

でした。

 

でも、まさか発達障害児の
保護者会へ行って
他のママさんの話を聞いて
涙腺が崩壊するとは思ってもいませんでした。

コトバにできない

結局、発達障害児のママさんは

親や旦那さんにも子どものことを
 理解されなかったり

子育てがうまくいかず、
 自信喪失したり

肝心の旦那さんは、仕事が忙しくって
 子育てに参加しなかったり

手作りの料理をしたくっても、
 そんな気力や体力も残っていなったり

と、


コトバにできないくらい
めっちゃしんどい

 

ってことですよね。

 

そして、それに気付いたのが

 

自分の子どもが
ASDと診断されて5年後

 

ほんとに自分は
何やってきたんだ・・

もっと早く保護者会へ
くるべきだった!

と、情けない気持ちにさえ
なりました。

 

今では、
食事や栄養のことを勉強したおかげで

妻が、PMSで辛い時には

大丈夫?もしかしたら
マグネシウム足りないのかもね。
頭痛もするの?

と、栄養不足などがないか?と
声をかけたり

まあ、授業参観などもあったし
疲れるよね~
まあ今日は晩ご飯は、サバ缶と
レンチンであと何か適当に足すね

と、たまには自分が料理をしたり

やっと半人前くらいの
旦那になれた

と思っています。

 

しかし、数年前の私は
妻からも

「家にいて何もしないなら
 出て行ってくれた方がいい」

なんて言われるくらい
クソ旦那だったわけですから(笑)

トイレの前のイスで・・

そんな風に、私が過去の妻に対する
行動を振り返っている時も
保護者会は続いていました。

 

しかし、先ほど涙を流していた
Cさんはあまりに辛くって
その場にいられず
部屋の外へ出て行ってしまったんです。

 

「本当に辛いんだよな。。。。」

と私は思いながら、
トイレに行きたくなったんで
席を外して、トイレに向かったんです。

 

すると・・・・
トイレの前のイスに
1人でCさんが座っていたんです。

 

「一度お話してみよう」

と思って、私は
声をかけてみることにしました。

すいません、
先ほどのお話聞いていたら
僕の方も泣けてきてしまって・・
グレーゾーンって辛いですよね。
実はうちもその時代があったんで
お気持ちはわかります

そうだったんですね。
やっぱり、どうしたらいいか
わからなくって
それが一番辛いです。

そうですよね~
うちはとにかく癇癪がひどくって
僕は自分の子どもを衣装ケースに
入れてしまったんですよ
・・・
だから、辛さを100%理解は
できないかもしれませんが
わかります。
僕は、妻ばかりに子育てを
任せていたので

とっても反省しています。

え!?衣装ケースに
お子さんをいれたんですか?

その後どうされたんですか?

ほんと今だから話せるんですが
自ら虐待通報ダイヤルに電話
してしまいました・・・。

もう無理だと思って。
だけど、24時間対応なのに
誰も出なかったんです。
そして、それがきっかけで
私は子どもの発達障害改善に
取組んだんです。

え?そんな過去があったんですか
それで何されたんですか?

私(けい)
私(けい)

えーと、食べ物を変えたんです。
子どもの食べ物とか僕や妻の
毎日のお菓子とか
本当にびっくりするくらい
子どもの癇癪とかも
なくなったんです。


でも、今日はこんな話するために

来たわけじゃないです。
ただ、よければ発達障害と食事は
関係があるって覚えておいて
下さると
嬉しいです。

そう私は、答えました。

 

この発達障害児の保護者会は、
自治体が主催しているため
基本的に

・何か宣伝したり
・宗教の勧誘をしたり

するのは、NG!

 

もちろん、私も
食事改善の話をするために
保護者会へ参加したわけではありません。

 

だから、

思わぬ展開になったぁ~


と思っていたんです。

 

その後、私は、
トイレの前のイスから
立ち上がろうとして、
グループの席に戻ろうとした時に
Cさんからこんなこと言われたんです。

食事の話、私にもう少し
聞かせてもらえませんか?
うちは、グレーゾーンなので
施設にも通えません。
食事くらい何とかできるんじゃ
ないかと思います

 

はい、全然大丈夫ですよ
だけど、今日はそういうつもりで
来たわけじゃないのでサクッと

話しますがいいですか?


 

大丈夫です

と、Cさんから言われました。

 

しかし、グループの席に戻らないと
宗教の勧誘でもしているんじゃないか?
と思われてしまうため1,2分しか
時間がありません(笑)

なので、私は

まずは小麦粉と油を
減らしてみて下さい。

そして、油はオリーブオイル、
○○〇にして、オメガ9などに
変えてみると良いですよ。

あと、お子さんの年齢からすると
亜鉛や鉄が不足している可能性が高いので
それらも積極的に摂るといいです。
Cさんは、貧血はありませんか?

え?昔から貧血気味なんです

それなら尚更、鉄分を
多めに摂ってみて下さい。

うちの妻も貧血が
酷かったんですよ。

女性は不足しがちですし、
何よりお子さんもその可能性が
高いんです

えーそうなんですか!
意識して摂ってみます

と、さらに私が食事の話を伝えようとしたら
保護者会のスタッフの方がCさんを心配して
呼びに来てしまいました・・・(笑)

 

すぐに、私もグループの席に戻り
グループの話合いを数十分続けて
無事に終わることになりました。

帰り際の笑顔が忘れられない

あーやっと終わった

ホント緊張したなぁ

と、終わった瞬間は
緊張の糸がほどけていました。

 

そして、私は
一目散にカバンを片付けて
帰ろうとしました。

 

だって、女性ばかりの所に
ずーといても気まずい
ですしね(笑)

 

でも、その帰り際に
Cさんから

先ほどは、
ありがとうございました。
早速やってみます!

と、当初泣きじゃくっていた
Cさんの顔からはすっかり涙が消えて

心の底からにじみ出るような
笑顔をしていました。

 

まるで、

水を得た魚のような
イキイキとした笑顔

が私の目に飛び込んできたんです。

 

きっと妻もこんな
笑顔になりたくって

毎日育児や家事を頑張って
くれていたんだろうなぁ

と思うと、

 

胸が張り裂けそうになり
またしても目頭が

熱くなってきました。

 

ただ、この発達障害の保護者会は
お見合いパーティーでも
飲み会でもないので
Cさんとは連絡先も交換していません。
*男女だと余計に交換しづらいですしね

 

だけど、2023年1月12日に
保護者会で出会ったCさんの
とびっきりの笑顔を私は
二度と忘れられません。

 

きっと、多くの発達障害児ママさんは
そんな充実感満載の笑顔が欲しくって
毎日一生懸命頑張っているんだろうな

と、私には思えてしまったんです。

ギクシャクしていないか?

今回の発達障害児の保護者会は
私の心をかなり動かす原動力
ともなりました。

 

なぜなら、

参加した当初は
泣きじゃくってただ辛いと
話していた女性が、

数時間でスルッと
辛さが吹っ飛ぶくらいの
笑顔になった瞬間を
間近で見たから

 

です。

 

あなたに1つ質問です。

 

あなたはイキイキと
水を得た魚のように
心から笑っていますか?

 

毎日、発達障害の子どもの
子育てや家事に追われて

ギクシャクしてばかりの
生活を送っていませんか?

 

はたまた、
発達障害を理解してくれない
旦那さんと

ギクシャクした夫婦関係
なっていませんか?

毎日、子どに振り回されて
ゆっくり休む暇もなく

心やカラダまで
ギクシャクした状態に
陥っていないでしょうか?

 

実際に、私と妻も「離婚寸前」まで
いきました。
お互い忙しいから、結果的に

夫婦喧嘩も多くなる
夫婦関係が悪くなるから
 心やカラダに悪影響が出て
さらに子どもの癇癪などに
 振り回されて

何もかもがギクシャクしてばかりの
生活をほぼ毎日送っていました。

 

でも、そんな生活を
解決してくれたのが
食事だったんです。

 

そして、それは、
私たち家族だけでなく
世間がちゃんと認めてくれたんです。

それがまさに

即日にベストセラーをとった
この本が証明してくれました。

 

だから、私は声を大にして言いたいのが

発達障害は食事が9割

です。

 

さらに、その食事への取り組みは
子どもが若い方が断然結果が出やすい

 

実際に、私たちは
子どもが5歳の時に
食事改善をすることで

子どもの癇癪や多動はなくなるし、
何より親の体調もグーンと良くなる
さらに、毎日イライラしなくなり、
夫婦関係もみるみる良くなっていく

という経験をしてきました。

 

でも、私たち家族の場合は
発達障害コンサルタントに色々
手取り足取り教えてもらいながら
実戦したから食事改善もうまくいった

という裏話があります。

 

それゆえに、子どもにとって
最適な食事を摂れば

癇癪、落ち着きがない
不登校、行渋りなんて
全く起きない

ということも
実体験を通して
よくわかりました。

 

ただ、毎日の食べ物が
原因なだけなのに

あなたの心もカラダも
ズタズタになるのは

もうおしまいにしたくありませんか。

 

あなたも毎日の
しんどい生活から
抜け出しませんか?

 

また、今後の配信を
お待ちくださいね!

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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